わたしの母は喜び上手です。
些細なことでも喜んでくれるので、こちらも嬉しくなります。
そんな母にはいろんな人から喜びごとが届きます。
母は人に対して“喜んでもらいたい”という思いの強く、わたしと一緒に買い物をしていても、“これは○○ちゃんが好きそうやから買って帰ろう“とか、“○○ちゃんが欲しがっていたからプレゼントしよう“と言って、いつも人のことを考えています。
お母さんは何でいつも人のことを優先するの？と聞くと、母は“自分に大変なことがあった時に必ず誰かが助けてくれたから、自分も誰かのために出来ることはやりたいねん“と教えてくれました。
そんな母の周りには、たくさんの嬉しいことがやってきます。
母がプレゼントをしているから、お返しをもらっているということもあるかも知れませんが、人のことを思い、そして、してもらったことをとても感謝しているからだと思います。
わたしも以前、実家の古い冷蔵庫を買い替えてあげたことがあります。
わたしにとって、冷蔵庫を買うことは決して簡単なことではありませでしたが、買って心からよかったなと思えたのです。
なぜなら、母がとても喜んでくれたからです。
冷蔵庫が届いた日には写真を撮って嬉しそうに連絡をくれ、ことある毎に、冷蔵庫のここが優れているとか、新しい冷蔵庫がきたことで食品の整理ができるようになったとか、キッチンを綺麗にしたくなって掃除を頑張ったとか、とても嬉しそうに話してくれたのです。
こんなに喜んでくれたら、プレゼントした方としてもとても嬉しく、また何かプレゼントしてあげたいという気持ちになりますね。
何かをいただく時に、申し訳ないと思いがちですが、目一杯喜んでくれた方があげた方も嬉しいものです。
喜び上手は相手も幸せにしてくれます。
なので、喜んでいる人の周りには、やっぱり喜びごとがやってくるんですよね。
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