不安は強い原動力になります。
以前の原動力は、ほとんどが不安からくるものでした。
仕事で困らないために、勉強しよう。
家族に何かあったらすぐ動けるように、免許をとろう。
旦那さんの仕事がなくなったら不安だから、働こう。
一見、当たり前のようですが、「好き」の情熱からではなく、不安を元に行動を起こしているので、いつも何かに追われているような、怯えているような感覚がありました。
そして行動をしていないと不安になるので、行動をするために、不安を自ら作り出していました。
そのおかげで生活に困らなかったという側面もありますが、最悪のケースばかりを考えながら暮らしていると、やはり疲れます。
「現状の暮らしを維持するために、わざと不安を作り出して原動力にする」ということを無意識に繰り返すため、いつまでたっても不安から逃れることができないのです。
心はいつも不安に苛まれ、疲弊していました。
心配事の9割は起こらないという説もあります。
とはいっても、いきなりは楽観的になれません。
なので、セーフティネットを設けたうえで、「将来こうなったら嬉しいな」「こんな暮らしがしてみたいな」という小さな情熱の原動力で、少しづつ動く練習をするのがいいと思います◎
不安を感じたとき、一度立ち止まって考えてみると、自ら作り出した偽の不安だと気づくかもしれません。
コメント