今回は“ちりめん押し絵羽子板 その2”のご紹介です。
人形作家のkimicrafted(kimiさん)に作品についてお伺いしました!
■それぞれのポイントを教えてください。
「前回から4回に渡って12ヶ月分の押し絵羽子板をご紹介しています。実は、初めての押し絵がこの羽子板なんです。この羽子板は手のひらサイズと小さく、そこに配置するパーツもそれはとても小さいんです。コテを使うのも初めてで、本当に苦労しながら作りました。それだけに、とても思い入れのある作品です。」
「2回目は、弥生、皐月、水無月の3つをご紹介します。羽子板の面の大きさは約13cmと手のひらサイズで、細かく手の込んだ箇所を見てもらえたら嬉しいです♪」
「弥生:お内裏様と、お雛様」
雛祭りは、女の子の健やかな成長を祈る桃の節句です。
人形の顔が小さいので、絵の具で滲まないように針を使って丁寧に描きました。
着物の柄が合うように生地選びもこだわりました。
「皐月:兜と、菖蒲」
兜は男の子が「健康ですくすくと育ちますように」という両親の願いを表したものです。
菖蒲の葉は色に変化をつけ、立体感を表現しました。
「水無月:柳と、鯛車」
長雨が続く6月、子供たちは家の中で遊びます。
鯛車に金の糸かけをし、鯛らしさを表現しました。
柳の葉は色に変化をつけ、単調にならないように工夫しました。
hanaco
1つ1つ手の込んだ仕上がりになってますね!
季節ごとに飾ってあげると素敵♪
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4回に渡って紹介している押し絵羽子板の2回目です。
それぞれの月をモチーフにした絵柄や、細かいこだわりに注目してみてください!
次回は、文月、葉月、長月のご紹介です。お楽しみに♪
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