今回は“ちりめん押し絵羽子板 その4”のご紹介です。
人形作家のkimicrafted(kimiさん)に作品についてお伺いしました!
■それぞれのポイントを教えてください。
「4回に渡って12ヶ月分の押し絵羽子板を紹介しています。
初めて経験した押し絵がこの羽子板です。
手のひらサイズで小さく、そこに配置するパーツもそれはとても小さいです。コテを使うのにも慣れていなかったので、本当に苦労しながら作りました。
それだけに、とても思い入れのある作品です。」
「4回目は、神奈月、霜月、師走の3つをご紹介します。羽子板の面の大きさは約13cmと手のひらサイズです。細かく手をこめて作りました。」
「神奈月:鹿と、紅葉」
奈良では、鹿は神の使いであると言われています。神聖な鹿と、紅葉の組み合わせがロマンティックですね。
紅葉にはグラデーションが施されている生地を使って、移りゆく季節を表現しました。
「霜月:スズメと初雪」
寒さが増してくる11月、初雪が降るなか、スズメたちが飛び立つ姿は美しいです。
作っている最中から、可愛くて仕方なかったスズメたち。目の位置や丸みのあるフォルムに癒されてください。
「師走:お福さんと、めでたいづくし」
お正月を心待ちに、準備をしている12月。
めでたい物を沢山あしらって、ワクワクしている気持ちを表しています。
亀の甲羅にあう柄選びや、鯛の色合いなど、こだわりを詰めて作りました。
hanaco
1つ1つ物語があって、こだわりが詰まっていて、素敵です♪
お正月にはご馳走食べて、遊んで、お年玉もらって…。
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4回に渡って紹介した押し絵羽子板はいかがでしたか?
それぞれ月のイメージをモチーフにした絵柄は素敵でしたね。細かいところに注目するとkimiさんのこだわりも見えてきました。
次回はどんな作品が登場するでしょうか。お楽しみに♪
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