「素敵ですね、すごいですね!」褒められると、心が痒くなる、恥ずかしくなる、本心ですかと疑う、いやいやいやすみませんと申し訳なく思う。
汗を拭いながらその場を笑って、なんとなくやりすごす。そんなことはありませんか?
「褒め」をなかなか受けとれないのは何故だろう?
それは、、自分への合格点が高すぎるからではないでしょうか。
“こんなくらいで褒められるはずがない”
“こんな程度なのに褒められて申し訳ない”
“もしかして裏がある?”
なんて思ってしまうのです。
逆に、素敵だなとおもって褒めたのに、受け入れてもらえなかったという経験はありませんか?
「すごいですね」「大したことないよ」
「その服素敵ですね」「でも安物よ」
「髪型にあってますね」「短く切りすぎちゃって」
恥ずかしさや謙遜からだと分かっていても、こんな風に言われると次に褒めるのを躊躇ってしまいます。
恥ずかしがりながらも「ありがとう」「うれしい」と受けとってもらえたら、こちらも「言ってよかったな〜」と気分がよくなります。
褒めを受けとるのは自分のためだけではなく、相手のためでもある。
自分のためだと、素直に受けとれなくても、相手を思うと素直に「ありがとう」と言えるのではないでしょうか。
そして、この褒めを受けとる対価として、褒められた部分がぐ〜んと伸びます。
「ありがとう」や「うれしい」が言いにくい時は「やったー!」を使ってみる。
「すごいですね」「やったー!」
「その服素敵ですね」「やったー!」
「髪型にあってますね」「やったー!」
照れて「ありがとう」と言えない時は、少しおどけて「やったー!」なら言いやすくなります。
喜んでくれたら、また褒めたくなります。
喜んでくれる人の周りには、笑顔が集まります。
チヤホヤされている人は、素敵な自分に降参しています。
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