サッカーワールドカップ、箱根駅伝、大してサッカーやマラソンに興味がないのに、見てしまうのはなぜだろう?
歯を食いしばって頑張っている選手、最後まであきらめずに走りきる選手、一人ひとりに物語があって、感動と勇気を与えてもらえるから、引き込まれていきます。
「自分も頑張ろう」とエネルギーが沸いてきます。
活躍しているスゴイ人を見て、自分も「頑張ろう!」と思います。
しかし、実はこの「頑張ろう!」が曲者だったりします。
なぜなら、「頑張る」には2種類あるからです。
1つめは、やりたくてやっていて、やっている最中も心がポカポカする「頑張る」
2つめは、それをやらなきゃ認めてもらえず、がっかりされてしまうからする「頑張る」
どちらも、同じ「頑張る」ですが、全く別物です。同じ言葉なので混乱してしまいますが、分けて考えてみてください。
最初に紹介した活躍されているスポーツ選手は、1つめの、大好きでやっている「頑張り」です。
それに対して、2つめの「頑張り」は、
「頑張らないとがっかりされてしまう」
「頑張らないと認めてもらえない」
「頑張っていないと居場所がない」
「頑張らないと嫌わてしまう」
という、恐怖や強迫観念からくる「頑張り」です。
この恐怖や強迫観念からくる「頑張り」をしていると、頑張れない状況がきたとき、自分を責めて「何て自分はダメなんだろう」と悲しく落ち込みます。
悲しみを感じたくないから、また「頑張る」を繰り返して、心がぐったりします。
もしも「頑張る」に縛られて苦しくなっているなら、捉え方を見直してませんか。
一度、頑張るのをやめて、人に頼ってみましょう!
「人にお願いすると失望させる」
「できない自分が浮き彫りになって、みじめに感じる」
と思うかもしれませんが、それは全くの誤解で、変なプライドが邪魔をしているだけ。
頼られるとうれしい人、助けれてうれしいと感じる人は意外と多いんです。
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