働くことは、「我慢の対価」だと聞いたことはありませんか?
今から20年ほど前、わたしが20代の頃に言われた言葉です。
他にも、「給料は我慢料」「仕事は辛くて当たり前」「靴底を減らして営業する」なんて言葉を聞いたり、言われたことはないでしょうか。
一見、良いことを言っているようですが、この言葉って「呪い」だと思いませんか?
当時は皆、頑張って仕事しているんだと、この価値観が当たり前だと思っていたし、周りもそういう感じでした。
でも、この価値観の中で生きていると、本当に我慢たっぷりの環境に身を置くことになるし、少しでもラクを感じると罪悪感を感じました。
こういった固定観念に縛られて、生きるコトさえ「我慢」が必要と思い込んでいました。
有名人で楽しく稼いでいる人がいますが、その人は「特別だから」「才能があるから」だと思っていました。
しかし、SNSが普及して、いろんな人とネットで繋がれるようになって知ったのは、普通の人でも楽しく働いている人が居るということ。
人間は「自分が信じている」ものをベースに生きる生き物。
何を信じているかで、人生楽しくも苦しくもなるのではないでしょうか。
そう考えると、楽しく働いている人は、「お金は喜びでもらっていい」と信じているのではないでしょうか。
だったら、無意識のうちに刷り込まれた呪いの呪文を解いてあげませんか?
「仕事は辛くて当たり前!」
と、苦しい価値観が出てきたら、
「本当にそうなの?」
「楽しく働いている人はいない?」
と、自分の心に聞いてみる。
意外と身近な人の中にも居るかもしれない。SNSの中に居るかもしれない。本の中に居るかもしれない。
楽しく、背負わず、喜びで働いている人がいたなら、
「その人から学べることは何かな?」と、考え方や行動の影響を受けてみませんか。
辛い価値観を持っていることに気づいた時点で、必ず変われると信じています。
そこから、まず一歩。
「その価値観、本当にそうかな?」で、呪いの呪文が解かれていきます。
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