今回は「猫とネズミの雛人形(お内裏様とお雛様)」の紹介です。
ひな祭りは、3月3日の桃の節句のことで、女の子の健やかな成長と、健康を願う意味を持つ日です。
人形は、子供たちの変わりに病気や事故から守ってくれるとされています。昔は厄を払う「流し雛」の風習があったそう。
だんだんと形を変えて、今では雛人形を飾ってお祝いする「ひな祭り」となって現在に受け継がれていると言われています。
関東では一般的にお内裏様が向かって左、お雛様を向かって右に飾りますが、京都や一部の近畿地域では、古式の飾り方である、向かって左側にお内裏様、向かって右側にお雛様を飾ります。
kimiさんは京都に縁が深いことから、伝統や格式を重んじる京飾りを採用しています。
人形作家のkimicrafted(kimiさん)に作品についてお伺いしました!
高さ10cm程度(三人官女の立っている子で7㎝程、五人囃子で5㎝程)の雛人形です。人形だけでなく、小道具もミニサイズで可愛いく、小さいけど、全員が並ぶと圧巻です。
実は、この人形に合う大きさの嫁入り道具も必死に集めました。笑
■注目して見てほしいところはどこですか?
「着物の柄を見ていただきたいです。2体に色違いの似ている柄の着物を着せました。古布なので、似ている別々の生地を探すのにとても苦労しました^^;」
「表情にもご注目ください。粘土で表情の形を整えてから生地を貼るのですが、下地(粘土)の表情が綺麗に出るように工夫しながら貼り付けました。よく見ると、目や口元に少し凹凸があるんですよ」
刀や檜扇などの小物も全部手作りなんだって。
すごいなぁ…。
■特に苦労したことは何ですか?
「立体作品で1番大変なのは、顔の形です。どこから見ても対象になるように整えていく作業に何ヶ月もかかります。前から見て、上から見て、横から見てを繰り返しながら成形していくので、途中で放り投げたくもなるのですが…。妥協せず、頑張りました!」
何度も後悔した経験を持っているkimiさんだからこそ、粘り強く頑張れたのかぁ〜。
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今回は、「猫とネズミの雛人形(お内裏様とお雛様)」を紹介しました!
地域や家庭によって、旧暦のひな祭りである4月中旬まで飾ることもあるそうです。
hanacoは雛人形を長く楽しみたいので、旧暦を採用します!
次回はネズミの三人官女の紹介です。お楽しみに♪
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