今日の主役は「羽根の禿、うさぎ」さんです。
日本舞踊で人気の「羽根の禿(かむろ)」をモチーフに作りました。
禿とは、花魁(おいらん)の身の回りの世話をする少女のことで、禿が正月の遊びである「羽根つき」をしている様子を作品にしました。
普段は花魁のしぐさを真似ている禿ですが、羽根つきをして遊ぶ姿は、子供らしいあどけなさがあり、なんとも微笑ましい!
人形作家のkimicrafted(kimiさん)に作品についてお伺いしました!
■注目して見てほしいところはどこですか?
「目を見てください!形によって怖くも、可愛くもなるので、位置や形を試行錯誤して作りました。生地の上から絵具で色付けをしています」
「簪(かんざし)にも注目して欲しいです。古風で趣のある雰囲気に仕上げるため、実際使われていた年代物の簪を使用しました。簪の一部を帯に挟んで、根付にも使用しています」
hanaco
掘り出し物のアンティーク簪を上手に使ってるね!
■工夫したところはどこですか?
「こっぽりを履いてもバランスを保てるように、重心を意識して作っています」
「着物はとても拘りました。アンティークの簪と合わせても浮かないように、時代を感じる落ち着いた色目で、かつ愛らしいちりめん古布を探し回りました(笑)」
「着物の柄がキレイにでるように、工夫して生地を裁ちました。それでも柄がうまく出ないところは、柄の部分を切って貼り付けています」
hanaco
kimiさん、ありがとうございました!
柄を貼り付けた袂を見たけど、全然わからんかったわ~。さすがやね⭐️
★おまけ★
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今回はあどけなさが残る「羽根つき禿、うさぎ」さんの紹介でした。hanacoもあんな綺麗な衣装に憧れるなぁ〜。
次回の作品もお楽しみに♪
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