本音にフタをしたら、悪臭がダダ漏れ?

子供の頃、あれが欲しい、こうしたい、というと、「わがままを言わないの」「我慢しなさい」と、言われたことがあります。

大人になって、これはイヤ、あれもイヤ、というと、「人生そんなに甘くない!」「何を甘えたことばかり言ってるの」と、言われことがあります。

本音を言うと、怒られたり、バカにされたり、がっかりされたり、呆れられたりするという経験から、本音を隠すことが癖になっていました。

本音を否定されると、自分自身を否定された気持ちになります。嫌われるのが怖いから、傷つかないで済むように、本音を隠して生きるようになっていきます。

そうやって暮らしていると、いつしか自分でもそれが正しいと思い込んで、「わがまま言っちゃいけない!」「甘えちゃいけない!」と、人にも強要していくようになりました。

「わたしも頑張ってるんだから、あなたも頑張りなさい!」と、人に厳しくなっていくのです。

それが普通。それが人として正しい。そんな風に思っていました。

でも、本当に豊かな人って、実は、自分に正直に生きている人なんじゃないか。

あっけらかんと、自分の心に正直に、本音を言える人なんじゃないか。

人からどう思われても、イヤなものはイヤだし、スキなものはスキ。と言える人なんじゃないか。

そうやって生きている人は、なぜだか周りからも愛されて、ご機嫌に暮らしています。

本音にフタをする行為は、豊かになることと全く逆の行為だったのです。

豊かにいきたかったら、まず、本音にフタをするのをやめてみませんか。

自分の言動に対して「本当はどうしたい?」と、問いかけると本音が出てきます。

たとえば、「会社行くのしんどいな」と感じたら、

「本当はどうしたい?」

「在宅したいな」「週3日で働きたいな」「電車で座りたいな」「近くがいいな」など、本音がでてきます。

そしたら、「そんなこと思っちゃダメ」「甘えちゃダメ」ではなく、「そっか、そっか、そうやんな~、そうしたいよな」と優しく寄り添って、自分の本音にOKをだしてあげる。

そして、本音を言えたら、よく言えたねと褒めあげる。

すぐに本音通りの生活ができるわけではありませんが、確実に少しずつ近づいていけるし、同じような優しい人が周りに集まって来ます。

そして、自分に対しても、人に対しても優しくできるようになります。

本音をフタをしないコトは、一石二鳥にも、三鳥にもなりますね!

言い方には気を付けてね!

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