サラッと人に頼むことができる人と、できない人の違いって何だろう?
人に何かをお願いするのが不得意という人は、ちょっとしたことでも、自分でやってしまおうと頑張ってしまうタイプ。
「周りにお願いすると失望される」と思っていたり、「今まで自分でやってきたため、頼む方法がわからない、うまく頼めない」からではないでしょうか。
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「頼み方が分からない、うまく頼めない」のは、やったことがないから。経験が少ないから。にすぎません。
英語を話したことがない人が、英語での会話がぎこちないのと同じです。
子供の頃、母方のおじいちゃんがとても厳しい人でした。
3人兄弟で真ん中っ子の母は、我慢することが多く、気づけば人に頼むことができなくなっていたそうです。
それは、結婚しても子供を育てていても変わりませんでした。
父もわたしたち家族もみんな母が大好きなので、母がして欲しいことはやってあげたいと思っているのですが、何をして欲しいかまで察することはできません。
母も自分の口から言わず、察することができない家族にイライラすることもありました。
自分さえ我慢すればいいという考え方は、いつか爆発してしまいます。
そして、爆発した自分を責めて、どんどん心がしんどくなって、また自分を苦しめます。
もし子供のころから我慢するのが当然で、人に頼ることができず、苦しんでいると気づいたなら、ぜひ寝る前に小さかった自分を呼び出してみて下さい。
「一人でなんでもやって偉かったね。もう大丈夫よ」
「よく頑張ったね。これからはみんなと一緒にやっていこうね」
と小さな自分に声をかけてあげる。ナデナデしてあげる。ハグしてあげる。
自分の本音に寄り添って、怒りや悲しみを吐き出させてあげる。
小さかった頃の自分の思いを少しずつ成就させて、目の前の人に小さなことを頼んでみる。
「頼む」経験を増やしていけば、ネイティブのようにスラスラと言えるようになるのではないでしょうか。
人に頼めないのは、頼み方を知らないだけ。経験が少ないだけ!
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