動作を丁寧に行えば、心が整う

苦手な人と会う時、不安な時、焦っている時は、気持ちが胸辺りまで上がっていて落ち着きません。

そんな時の効果的な方法は、

動作を丁寧に行う」です。

気持ちが浮ついてお腹に力が入らない時は、

動作を丁寧に行うことで、自然と神経が集中し、あれこれ考えなくなります。

例えば、

お箸の上げ下ろしをゆっくり行う。

100均で買ったお茶碗を100万円のように扱う。

背筋を伸ばして、ゆっくり深呼吸をする。

落とし物を拾う時、膝から屈んで拾う。

などです。

3歳から20年、日本舞踊を習っていた私は、

子供の頃からお師匠さんや母から、「所作を丁寧にしなさい」と口すっぱく言われてきました。

立ち居振る舞い、挨拶、歩き方、食べ方、子供の頃は“いちいちめんどくさいなー。”と内心思っていました…。

しかし、今でも着物を着るとシャンと背筋が伸び、歩き方や食事の仕方も普段とは違って、自然とゆっくり丁寧に行うようになります。

「動作を丁寧にするってどうしたらいいんだろう?」と悩んだら、自分が着物を着ているとイメージして、動いてみてください。

「気持ちに余裕がないな」「落ち着かないな」と思ったら、ぜひ行ってください。

丁寧な動作は心を整えてくれます。

着物を着たつもりで過ごしてみると◎

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