今日の主役は「お伽犬」さんです。
お伽犬は「犬箱」とも呼ばれ、雄雌一対で顔は子供、体は犬の形をしたお人形の置物です。
「子供の健やかな成長を願う」お守りとしても、古くから親しまれています。
桃の節句に、お雛様と一緒に飾っているお家もあるのではないでしょうか。
人形作家のkimicrafted(kimiさん)に作品についてお伺いしました!
■注目して見てほしいところはどこですか?
「立体的で愛らしい目元を見ていただきたいです。粘土を掘ってから、生地を貼り、色をつけました。目を膨らませ、色を重ねることで、より奥行のある印象深い目にしました」
「男の子と女の子の体に、金糸をつかった桜の押絵を貼り付けて、華やかさを演出しています。また、お尻の柄もそれぞれ変えているので、注目して見てもらいたいです」
hanaco
前から見ても、お尻から見ても可愛らしいフォルム♪
■苦労や工夫をしたところはどこですか?
「苦労した点は、箱になっているので、上と土台の接合部分の嚙み合わせが上手くいくように、何度も削りながら調整したところです」
「輪郭をはっきりさせるために、顔の周りに黒の打紐をしたり、立体的に表情を浮かび上がらせるために、ふんわりと口の周りに色をつけています。よく見ないと分からない部分ですが、このように仕込みをすることで表情が豊かになります」
hanaco
kimiさん、ありがとうございます!
細かい部分にも気を配ることで、素敵な作品にしあがっているんですね♡
飾り方 例
★箱に入る、小さな仲間たちの紹介
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今回は「お伽犬」さんの紹介でした。直径5㎝の小さな仲間たちと一緒に飾ると、賑やかで楽しい気持ちになりますね!
次回の作品もお楽しみに♪
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